お坊さんの独り言

活動詳細はHP「妙法庵」で検索ください

東日本大震災第14回忌・慰霊行脚

今年も高萩市日弁聖人の墓所より

福島県いわき市まで国道6号沿いを

行脚しました。

昨年から伴走車がついてくれるので

撮影もお願いしました。

 

北茨城市の途上、

津波到来の近くには

童謡「赤い靴」などの詩人・野口雨情の生家が

あります。

 

日本橋から仙台まで続く6号線、

此の辺りでは陸前浜街道とも呼ばれています。

その名の通り、広大な太平洋が広がります。

 

北茨城市・大津漁港にて。

甚大な被害を受けましたが、

港は復旧しました。

途上、地域の神社や祠で

お経を上げさせて頂きます。

朽ち果てた場所なら

猶更、お題目を響かせます。

毎年立ち寄る地蔵堂では

卒塔婆を供えていくのですが、

地元の方がこうして壁に張り付けて

くれます。

昨年の卒塔婆が張ってありました。

 

勿来駅まで約7時間行脚、

そこから車移動で四ツ倉の波立海岸に

向かいます。

今年は例年になく荒い波で

恐怖を感じました。

youtu.be

歩くからこそ

見えること、

感じること、

出会う人との対話があります。

思うことは多々ありますが、

それは又別の機会に。