お坊さんの独り言

活動詳細はHP「妙法庵」で検索ください

第2回千葉県法話会

有志の方が発起人となり、

千葉県でも法話会が実現しました。

第2回はお彼岸の入り日に開催です。

3月17日(日)午前9時より

千葉県市原市にて法話とお経の会を

開催します。

事前予約制ですので、

先ずは私宛てに御一報ください。

人数把握の為、10日で締め切ります。

その後に申し込みの場合も

事前予約をお願い致します。

穏やかで明るい集いですので

お気軽にご参加ください。

代受苦

仏様や菩薩様が、

衆生の苦しみを

代わりに受けることを

代受苦(だいじゅく)といいます。

お地蔵様はその代表だそうです。

 

どうして、私ではなくて

あなたがこのような苦しみを

受けねばならないのか?

 

このような状況を見聞きする、

このような場面に直面する、

誰しもが経験ある事と思います。

 

苦悶にあえぐ方々を知った時、

被災地や紛争地のニュースを

暖かい部屋で観ている時、

その時、どのような感情が

湧き上がるでしょうか?

 

どうしてこの私ではなくてあなたが?  
   どうしてこの私ではなくてあなたが?
  

 あなたは代わってくださったのだ。」

長島愛生園の精神科医・神谷恵美子先生の

言葉が響きます。

 

「弱い人、苦しい人、辛い人を見たときに、

 私たちがこのように、あなたは代わってくださったのだ

 という思いを持つことができますならば、

 それこそが本当の愛だと思います。

 私があなたのために

 何かをしてあげるというのではなくて、

 私たちのために代わってくださった、

 その人に対する謙遜な思い。

 そして、神様がいろいろなものを通して、

 本当に人々を愛してくださっている

 ということを知るならば幸いです。」『なくてならぬもの』(講演集)

 

 「あー、私でなくて良かった。」

 「こちらは関係ないので無事です。」

 ではなくて、

 苦境に居られる方の姿は

 明日の私かもしれない。

 その視点があるか、どうかが

 人として、とても大切だと思います。

  

 今、何もしてあげられないけど

 代受苦の認識だけは忘れずにいたい。

 そう思う日々です。

 

 

 

お題目は魂のお薬

ここ数日、妙法庵へ

相談に来られる方が続きました。

将来に悲観してしまった人、

ご家族の病に奔走する人、

信仰について学びたい人、

皆さん、胸の内を吐露していきます。

ただお聞きするだけでなく、

私も自分が感じた事、これまでの事例など

挙げながら対話をします。

 

妙法庵では信仰の有無に関わらず

必ず御宝前にお参りして頂きます。

声に出して、一緒にお題目を3回唱えてもらいます。

特に信心もなく、お題目なんて唱えた事がない人は

これが結構、新鮮な衝撃のようです。

長時間お話した事よりも

お題目を唱えた事の方が

心のモヤモヤを吹き飛ばす力があるようです。

表情がスッキリ晴れて

帰る人もいます。

お経は言霊、

お題目を魂のお薬として

持ち帰って頂ければ

何よりの事です。

 

 

真心の供養

49日忌に当たる当日、妙法庵にて

お経を上げて欲しいと他県から

ご夫妻がお越しになりました。

 

亡くなったのは叔母様、

ご夫妻は甥っ子に当たります。

喪主は別な親族なのですが

葬儀は行なわず、

火葬場で荼毘に付しただけなので

心残りがあったようです。

 

叔母様の好きだったお寿司や

サンドイッチを持参して供え、

一緒にお経を上げ

供養を行いました。

独身だった叔母様の為に

生前も色々とお世話をされ、

交流を続けていたそうです。

『葬儀をしてもらえなかった

叔母の無念も晴れたと思います。

有難うございました』

と、ご夫妻は安堵の表情を

浮かべ帰られました。

 

葬儀や法事を不要とする

ご家庭には、それぞれの考えや

事情があります。

やらない理由も色々お聞きしますが、

言い訳?が見え隠れする

ケースも案外多いものです。

 

貴重な休日を、遠路他県から

お金と労力を使って

親でもない叔母様の供養の為に

お越し下さった甥っ子さんご夫妻。

頭が下がる想いと共に

供養について考える

出来事でもありました。

 

 

 

復興ぞうきん

東日本大震災で被災した

岩手県の方々がタオルを縫って

ぞうきんにした支援プロジェクトです。

縫い手さんの居住地とお名前、

メッセージが手書きで記されています。

刺繍付きで、ぞうきんとして使うには

勿体ないくらいです。

購入金の一部が縫い手さんの

収入になるので、直接届く支援として

とても良いと思います。

 

私は毎年購入させて頂き、

3月のお彼岸法要で皆さんに

配っております。

 

注文すると通信文が同封されており

活動状況などを知ることができます。

今回は石川県の方々への支援など

新たな活動が記されてありました。

 

復興ぞうきんを通して

石川県の方々へも支援が繋がります。

サークルや団体活動での

返礼品や御品として

ご活用は如何でしょうか。

 

お寺さんは行事で檀家さんに

御品物を配ることも多いと思います。

復興ぞうきんを御品として

活用しては如何でしょうか。

目に見える支援として、

被災地の現状を知る一つの方法として

検討くださると有難いです。

 

震災13年慰霊行脚

3月11日で大震災から13年、

14回忌を迎えます。

今年も高萩市から福島県いわき市まで

うちわ太鼓を叩き、お題目を唱えながら

震災慰霊と地域の安寧を祈って歩きます。

途中、各所で読経供養を行いながら

8時間ほど歩きます。

若干、速度を上げて歩きますが

一緒にお題目を唱えながら

歩きたい方は事前にご連絡ください。合掌