「近代インドの聖者・シュリ・ラーマクリシュナの妻。
ラーマクリシュナ存命中は献身的に支え、
ラーマクリシュナ逝去後は
家庭や世俗の義務を果たしながらも、
多くの人々の精神的・霊的な母として
奉仕の実践を通して
神の人生を送る。
故にホーリー・マザーの異名をもつ」
逗子市にある日本ベーダンタ協会にて
祭典が行われ参詣しました。
ベーダンタ協会のHPはこちらです
午前の部は協会の住職であられる
マハラジによって法要が営まれ、
午後の部はマザーの教えを
解りやすく解説して下さいました。
マザーの教えは
ご自身の実践に
基づいたものですから
宗教の枠を超えた普遍性があります。
「他人の中に欠点を見ると、
まず自分の心が汚れるのです。
他人の欠点を見出して
なんの得るところがありますか。
自分自身を傷つけるだけです。
世界中を自分のものとしなさい。
誰一人として、他人はいないのです。」
「人は仕事をしなくてはいけません。
仕事は心を堕落から救います。
同時に神への祈りと瞑想も必要です。」
信者の方々による
賛歌もありました。
信仰の情熱が歌にも
現れます。
マハラジの法話にこうありました。
「豪勢な寺院の中で
拝んでいても、
心が散漫で、堕落した想いを
抱いているのならば、そこは地獄である。
たとえ、世間から忌み嫌われるような
場所で拝んでいても、
純粋な心で神を求め、真理を熱望するなら
そこは浄土である。」
私がベーダンタ協会に
参詣する理由がここにあります。
宗派は違えども、協会には
純粋に道を求め、サンガとしての
規律ある信仰様式があるからです。
本物は美しい。その一点につきます。
信者さん手作りの
美味しいインド料理が
断食明けで栄養不足の肉体に
ありがたい滋養となりました。