お坊さんの独り言

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語り継がれぬ人々こそ、語り継がれる

一般論ながら、

体験として思う事。

お坊さん、住職の印象って

おおむね良くありません。

 

街中を衣姿で歩いて

向けられる視線、

人によっては蔑むような視線。

または太鼓を打って祈り歩いて

いても、会釈する人どころか

目を合わせようともしない。

会釈して欲しい、のではなく

そもそも、それが

お坊さん全体に対しての

世間の「意見」なのだと

感じます。

 

衣姿でなく、

野良着で泥だらけになりながら

農作業していると

見知らぬ人でも会釈して

通り過ぎます。

通学路に面しているので

小学一年生達が

『大変そうだね〜』と

声をかけてくれる事もあります。

 

そういう事なんだろうな、

と思います。

それが分からない

お坊さんが多すぎます。

 

子供の頃、

土にまみれ、牛糞を肥料として

田んぼに撒く作業をしてると

帰宅中の子供たちから

笑われたものでした。

今でも農業というだけで

一段下に

接してくる人もいます。

 

運送ドライバーの方が

底辺の仕事と蔑まれたり

煽られたりするんです、

とツイートしてました。

 

けれど、世の中は

そんな方々の汗と涙、

悔しさや悲しみによって

支えられている。

 

だから、この歌が

沢山の方に支持されるんだと

思います。

コメントの一つひとつが

名住職の説法よりも

心に響きます。

https://youtu.be/mBYmBjLcn_4?si=SXPU-qjEb2XL9Z0J