毎月最終月曜開催の
山梨法話会。
今月は猛暑もあり中止を検討していましたが、
想定外の参加申し込みがあり
密を避けて、 午前と午後の
二部制で開催しました。
「コロナうつ」なんて嬉しくない言葉も
出始めていますが、先が見えない現況の影響で
鬱屈した状態が参加増の背景にもあるのでしょう。
コロナがもたらす問題点について
様々な意見が流布していますが、
何が正しいのか、戸惑う方も多いと思います。
そこで、今回はお釈迦様が説く
苦悩を解消する8つの方法、
「八正道」から事実をありのままに見る智慧、
「正見」についてお伝えしました。
法話と読経の後は、
持ち寄りのお菓子を食べながら
参加者が自由に語り合う
お茶ッコの時間です。
この時間こそが法話会の
生命線といっても過言ではありません。
今回も、悩みを抱えた初参加の方に
他の参加者がアドバイスや気持ちを
寄せ合う姿が見られました。
特に女性特有の苦悩は
女性にしか分かりません。
深い苦悩を吐露する方に
経験を通して助言する
参加者の寄り添いが
涙を引き出し、
時に笑顔をもたらします。
その姿を側で見ていると
今月も開催できて本当に良かったと
嬉しくなります。
一人で悩まず、
みんなで共有していく中で
解決とは言わなくとも、
一歩前進できる事は多々あります。
コロナ禍で繋りが分断された昨今、
利害関係なく、安心して自由に
出入り出来るつながりの場が
もっともっと必要では?と
感じた1日でした。