インドの叡智・アーユルヴェーダは
「生命の科学」と呼ばれ、
健康的なライフスタイルや
精神性・宗教性の向上にいたるまで
実践を通して体現していく分野です。
お釈迦様も実践され、
修行生活の基礎になっています。
千葉県鴨川市・釈迦寺にて毎月開催される講習会に参加しました。
ご住職は私にとってヨガの先達であり、
奥様はアーユルヴェーダの先生でもあります。
僧院生活を自らも実践し、
一般の方々にも分かりやすく伝えておられる
数少ない貴重なお寺です。
午前中はマインドフルネスを中心に
認知の問題で悩むことについての座学。
講義の後は、陰陽に基づいた調理実習。
旬のお野菜を中心に、健康的なお昼ご飯を作ります。
ニラの先端は陰が強く、身体を冷やすので
むしり取ってから調理します。
目から鱗の実習です。
夏野菜とコンニャクの煮物、
とうもろこしのてんぷら、
カボチャの種のてんぷら、
ニラの卵とじ、
夏野菜のサラダ、
三分つき米と麦のご飯、
砂糖は一切使用しません。
醤油とお塩、良質の油だけで、
十分甘い煮汁が出ます。
食後は、日本人に合った
食べ合わせと薬味の講義。
七味唐辛子は
「食べる漢方薬」だそうです。
「山椒・麻の実・黒ゴマ・チンピ・紫蘇・芥子の実・青のり」
味噌汁などに入れて、毎日摂取しているという
参加者もおられました。
講義の後は、ヨーガと瞑想の実習があります。
今回も学び多き一日でした。
この学びを私が主催する修行会や
法話会を通じて、広く一般の方々に
伝えて参ります。
釈迦寺さんでは、
アーユルヴェーダの出張講義も
行うそうなので、ご興味のある方は
お気軽にご連絡ください。