お坊さんの独り言

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神奈川県・お経と法話の会

早くも2年目を迎えた集い。

参加者の方々が

お声がけをして

初参加の方々が増えてきました。

もちろん、無理な勧誘などではなく

自主的に来てくださり、

ありがたい事に次回も参加下さいます。

住職が声掛けするのではなく、

参加者同士の口コミが

人を呼ぶようですね。

 

今回は春のお彼岸卒塔婆供養。

小さな板卒塔婆を書いて

皆さんとご供養のお経を上げました。

そして、今回から始まった

法華経を学ぶ会」。

5年かけて毎回一章ずつ

学んでいき、少しでも

その精神に触れていきたいと思います。

 

この会に参加する以前から

様々な経緯で

法華経・お題目にご縁のある方々

ばかりなので、皆さんの

熱意と本気度が直に伝わり、

こちらも直球のお話が出来ます。

 

ご縁・とくに仏縁というのは

とても尊いものです。

 

仏法を求める気持ちが薄く、

付き合い程度で参加される方は

やがて来れなくなります。

来ない、のではなく

来れないのです。

 

水に潜って顔を出した瞬間に

ハーッ!と酸素を吸うような状況に

陥らないと、教えを求める気持ちは

湧かないのかもしれません。

 

日蓮聖人は

「人は病によりて

 道心がおこる」

と仰いました。

身の病、心の病、

もっと奥深い魂の病、

その自覚がある人間が

信仰を求めるのかもしれません。

そんな方々と

今回も尊いひとときを

過ごさせて頂きました。