毎夏恒例、ほうろく灸祈祷会を開催しました。
沢山のご参加、お供えなど
有難うございました。
久しぶりにお会いできた
皆さんの清々しいお顔を拝見して
私も元気をいただきました！
今回は密を避けて三部制にしました。
お灸と祈祷の相乗効果で
猛暑を乗り切ってください。
茨城県妙法庵では
８月７日に開催いたします。
法話会翌朝には
身延山のご廟所へお参りしました。
いつ訪れても、心身が浄められる
素晴らしい聖地です。
ところが、残念な張り紙を
目にしました。
ご廟所受付のお坊さんに
お聞きしたところ、
こんな出来事は初めてだそうです。
いつの時代も天に向かって唾を吐く、
罰当たりな輩は存在するものですが
人間の劣化を嘆かずにはいられない
昨今です。
「物で栄えて、心は滅びる」
さて今回の山梨法話会、
初参加の方がおられ
こんな事を問われました。
「事情があって、
仏壇も位牌もなく
写真だけを飾って
毎日手を合わせています。
お盆を迎えるにあたり
仏壇もないところに
御霊は帰ってきてくれるので
しょうか？」
察するに複雑な事情が
おありのようでしたが
お相手の目を見ながら
このように答えました。
「心を寄せる家族の元に
御霊は自由に帰ってくるだろうから
仏壇や位牌は無くとも、
写真の前に好きだった食べ物などを供えて
ご一緒にお盆を過ごされてください」
お相手の目から涙が溢れるのを見て
私も、もらい泣きしそうでした。
自分の中に答えはあるのだけれど
信頼できる誰かに
「大丈夫だよ！」と
背中を押してもらいたい。
私も含め、そんな方々が
案外多い世の中だと思います。
今回の法話会ではお久しぶりに
お会いする方々も多く、
限られた時間内では
全員とゆっくりお話しが出来ずに
せっかく参加して下さったのに
申し訳なく感じました。
なので、次回の法話会は
９月下旬予定ですが
午前午後の二部制で開催します。
今回は一泊二日で山梨に伺いましたが
移動時間や私用を含めると
どうしても時間が足りないので
できれば３日間ほど滞在して
お話を伺うスケジュールを
組みたいと思います。
ご相談ごとや、ちょっとしたお話を
聞いて欲しいという方は
どうぞ、事前にご連絡を下さい。
県外の方でもご要望があれば
スケジュールを組んで伺いますし
妙法庵に来られる方は、遠慮なく
ご相談ください。
聖域に平気でゴミを捨てていく、
こんな人間は今後も増えていくと
予想されます。
類は友を呼びます。
悪縁ではなく、
お釈迦様の精神に沿った
良縁の人間関係を構築していく
お手伝いをしたいと願っています。
