仏教語に
「無常迅速」とあります。
無常とは、常に変化していくこと。
「当たり前」と思いこんでいた
日常生活が、実は「無常」だったと
誰もが思い知った2020年でした。
そして、あっという間の速さで
一年が過ぎ去ろうとしています。
日本を代表するキリスト信仰者・
内村鑑三氏は『後世への最大遺物』の中で
こう記しています。
「一日は、貴い一生である。
これを空費してはならない。」
「後世へ遺すべき物は
お金、事業、思想もあるが
誰にでもできる最大遺物とは
勇ましく高尚なる生涯である。」
限りある今生での人生。
無為に過ごすことなく、
いかに尊く生きることができるか、
この一点を求め続けていきたいものです。
本年もご覧いただき、有難うございました。
暖かくして、良いお年をお迎えください。合掌