秋の摘み草実践コース中級編、
甲州市の「つちころび」さんで
座学と調理の一日でした。
参加者が拾い集めた
どんぐりの数々。
手作りの石器で実を割ります。
これが結構な手間で、昔の人が
食材を口にするまでのご苦労が
しのばれます。
調理には使いませんでしたが、
椎の実やマテバシイは
生で食べても美味しかった!
ドングリを食べたのは、初めての経験です。
朝鮮五葉松の実も初めて食べましたが
いかにも滋養がありそうな味でした。
舞子先生のレクチャーの後は
早速、調理開始。
そして、女性陣による
摘み草も添えた盛り付け。
どんぐりの木の実おこわ
どんぐり豆腐トドリムック
アケビ入りラープ風おかずそぼろ
どんぐり味噌田楽
栃の実ぜんざい
栃の葉茶
かや飴
どれも絶品!
知らなければピーナッツと間違うほど。
歯ごたえも風味も感動ものでした。
かやの実を混ぜて板状にした
山梨の郷土食。
山梨のみで製造販売されているそうです。
かやの木の多くは早川町に生育し、
七面山参道にもあったように思います。
かやの実は、虫下しに効能ありとか。
栃の実は成るまでに30年以上かかる
貴重な木の実だそうです。
京都府・綾部の山村に暮らす
お年寄り達が丹精込めて作った
栃の実のお餅をぜんざいで
デザートに頂きました。
大自然の恩恵にあずかる
目から鱗の摘み草講座。
初級編から募集していますので
ご興味ある方は、お問い合わせをどうぞ!
楽しくて美味して、
「食」の足元を見つめなおせますよ~。