関東では桜の開花が早く、
暖かいお彼岸が始まりました。
房総半島の師匠寺へ
お彼岸の卒塔婆を書く
お手伝いに行ったり、
神奈川の法要に出向いたり、
茨城の道場へ戻ったりと
移動の毎日を過ごしております。
自動車のメーターは31万キロを超え、
毎月の走行距離も平均三千キロを数えます。
上記は南房総市にある道の駅・とみうら。
花爛漫の温かさでした。
南房総市で
布教に励む法友の尼僧さんと
再会しました。
私と同様、一般家庭から出家し、
悩める方々の為に、ご尽力されています。
神奈川県逗子市にある
日本ベーダンタ協会。
インドから布教に
来日されたお坊様が
常駐しています。
ご信者さん達の純粋な信仰心と
無私のご奉仕が素晴らしく、
本来のお寺と信者の関係性が
保たれている所です。
いつもお世話になる
協会のご信者さんと。
長距離の移動は
確かに疲れますが、
必要として下さる方々の元へ
伺えることは何よりの喜びでもあります。
この一週間の移動先でも
多くのご縁ある方々の悩みに耳を傾け、
初めてお会いした方々とのご縁に感謝し、
生きていく辛さと喜びを噛み締めた日々でした。
信仰という堅苦しい捉え方をせずとも、
人生の杖や柱として、自我を超えた
大いなる精神性・宗教性を持つことは
苦難に直面した時の助けになります。
お題目を唱えるはしくれとして、
ご縁ある方々に宗教心を
お伝えしていく必要性を
ひしひしと感じた、今回の巡業でした。