妙法庵の田んぼ、
稲が順調に育っています。
毎日、当たり前に食べている
ご飯がどのように生育するのか
興味深く観察し、生命の神秘に
驚嘆する日々です。
茎にぎっしり詰まった米粒、
出穂のはじまりです。
これは稲の花です。
午前9時~11時すぎくらいまで
開花して午後は閉じてしまいます。
だいぶ、穂が出揃いました。
スズメが米粒の汁(ミルク)を
吸いにくるので、防御の反射糸を
張り巡らします。
畔を歩く足音を聞きながら
稲は生長する、と昔から言います。
毎朝の水管理から防御対策まで
田んぼの畔を歩く日が続きます。
田に注ぐ水の流れを見ていると
飽きることがなく、
腰をかがめて稲の成長を
観察するのも興味津々です。
農耕を通じて
命の尊さ・儚さを感じ
宗教性が涵養されていくのが
肌感覚でわかります。
稲作とはいわずとも
小さなポットでよいので
お花などを育ててみると
ご自分の心身が
スッキリ調うと思います。
おススメします。