お坊さんの独り言

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供養という名の良心

8月の妙法庵お盆供養会は

コロナ予防の為、残念ながら中止致しました。

9日に私が一人で御供物を供え

皆様のご先祖様や萬霊のご供養をさせて

頂きましたので、ご報告いたします。

 

さて、話題は変わって

またウルトラマンネタです、笑

 

今は無き遊園地・二子玉川園。
昭和40年代にはウルトラシリーズ
ロケ地としても使用されました。

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 写真は当時の子供雑誌に掲載された
二子玉園での怪獣のお葬式です。...
番組関係者や沢山の子供達が参列して
お弔いを営みました。
歴代のウルトラマンが棺桶を
担ぐ姿まで!

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 これを単なる話題作りと捉えず、
当時の大人達が持っていた
「良心」と感じるのは私だけでしょうか?

 

『私は沢山の人殺しをしてきました』
と呟いた俳優の故・高倉健
『それは任侠映画の話でしょ?』
と返された言葉に
『たとえ映画でも
人を切り殺してきたのは
事実なんです』
と応えたそうです。


映画のフィクションとはいえ

その「行為」を真摯に受け止め、
ご自身の禊ぎと映画の中で殺めた

供養の意味もあったのでしょうか?

OFFの日に比叡山に通われていたと

お聞きしました。
 

供養は単なる文化儀礼ではなく、
万物に宿った魂へ捧げる
必要不可欠な祈りなのだと、
改めて思います。

 

お盆の時節、

供養ごとの大切さを

感じていただければ、幸いです。