お坊さんの独り言

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令和2年庚子・新年が明けました!

謹賀新年、

皆様のご清福をご祈念申し上げます。

本年も当ブログを通じて

お付き合いいただければ幸いです。

 

ここ数年は身延山で年末年始を迎えております。

元日の午前零時には、

久遠道場にて太鼓をたたきお題目を唱えながら

越年を迎えます。

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元旦の早朝には、市川三郷町にある

お釈迦様のご遺骨を祀る

仏舎利塔へ参詣し、

正面に望む富士山から上る初日の出を拝みます。

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続いて、身延山の御廟所に移動し

日蓮聖人様へ新年のお題目唱和。

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道場に戻ってから

ご宝前にお雑煮を供えて

新年の読経を営みます。

元旦から分刻みで

移動と読経の連続です。

 

そして午後から

2千メートル近い霊山、

早川町の七面山に登ります。

法華経の守護神・末法の現代を救う龍神である

七面大明神様が鎮座する霊山です。


今年はアイスバーン状態で
一番キツイ登り道でした。

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3回ほど、すっ転びながら
3時間ほどかけて山頂のお寺に到着、

奥の院宿坊に到着後は
温かいお風呂とおせち精進料理に
心底癒されました。

苦労の末のお食事は格別のおいしさです!

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二日早朝は、ご住職である

別当御上人様が
御来光に向かって
雨ニモ負ケズ』を朗読、
法華経の行者・宮沢賢治と共に
素晴しいご来光を拝みました。

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毎年、元旦に登られる方々がおり

昨年もご一緒した方々とお会いできました。

静岡や福井からお越しになっておられます。

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庚子の年は、
思いきって更新してゆく年だそうです

己の本分を継続しながらも

殻を破ってアップデートしていくことが

開運の秘訣のようですね

皆様は、どのような更新をしてゆく

一年になりますでしょうか?

 

お題目を受けたもち、

なんどきも南無妙法蓮華経と唱えて

お題目の光明に照らされ

魂が燃えるような一年にして

参りましょう!合掌