甲州市塩山にて
摘み草のお手伝い。
手摘みしました。
摘み草の名の通り、
手が慣れてくると
手折る箇所が自然と分かるので
面白いです。
手折る箇所が違うと
硬かったり、筋張ってして
スムーズに切れません。
まるで野草自身が、
「ここから手折ればいいんだよ」
と教えてくれるようです。
その手折った箇所が
食べて美味しい部分となります。
それに、ハサミで切るのと違って
手折ると、野草の持つ植生が
手触りで分かります。
ヌメリがあったり、汁気が多かったり
外見だけでは分からない発見があります。
知らない分野を学ぶことは
本当に楽しいものです。
これは軍配ナズナ。
大根おろしのような
辛味があって
料理のアクセントになりそうです。
ヨモギは洗って
陰干ししてから入浴剤になります。
お昼をご馳走になりました。
山梨県内で仕留めた鹿肉のカレーです。
圧力鍋でお肉を柔らかくして
臭みも全くない美味しいお肉でした。
午後からは、旬の果実スモモの出荷作業。
ビューティという果汁タップリの品種です。
大地の恵みに感謝し
自然に触れて働くのは
実に清々しい気持ちになります。
妙なる畑に足を下ろし、
今日も尊い一日が暮れました。