お坊さんの独り言

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西岡道場先師法要

日本山妙法寺群馬県西岡道場で

営まれた歴代住職の法要に、お手伝いもかねて

参詣させて頂きました。

お断食修行などでお世話になっている

牧野御上人様が兼務されているお寺です。

お御足が不自由な御上人様なので

荷物の搬入や高所の飾り付け、車移動などを

お手伝いさせていただきました。

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今回は初代の猿山御上人様、猿山庵主様、

新田御上人様、そして牧野御上人様と同行されていた

丸山御上人様の追善法要でした。

丸山御上人様とは生前から色々とお世話になり、

仏縁の催すところなのか、丸山御上人様の

火葬供養も牧野御上人様と私の二人だけで

営みました。

色々な事情で、ゆっくり衣に着替える時間もなく

作業着の上から簡素な法衣をまとい、スニーカー姿のままで

火葬供養を行ったのが2年前のことです。

でも形式に拘らず、真心を優先した

印象に残る火葬供養だったと記憶に残っております。

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今回も関東近郊からご縁のあるご信者さまや

ご出家のお坊様が集まり、盛大にお太鼓を打ち鳴らして

お題目を高唱いたしました。

一般的にはお経をメインに唱え、お題目はほんの数分

という法要が多いのですが、日蓮聖人の宗教は

本来、お題目が中心です。

お題目が正行、お経は助行といって

お題目にお釈迦様の功徳の全てが

込められているので、日本山でも

お題目を中心に唱えます。

実に荘厳であり、清々しい雰囲気が醸し出されます。

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法要やお斉が終了し

皆さんがお帰りになった直後に

氷雨が降ってきました。

正しい行いには、仏天が

必ずご守護してくださるものです。f:id:myohouan:20200120162816j:plain

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御歳90を越える導師ご上人様の

法話も、深い信仰心から発せられる

お話でした。

本物が少なくなった現代の宗教界において

筋金入りのご修行を積んだ

ご出家の存在は、濁世に光る一筋の光明です。

 

前日から群馬入りした

お手伝いの御上人様が

掃除から荘厳準備までお手伝い頂き、

当日も早くからご信者さんが

台所関係に奔走くださり、

皆さんの心が寄せ合った

実に尊い法要でした。

 

 

実に尊い法要でした。

仕事始め

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これといった正月休みもなく、

移動の連続で茨城に戻り、

新年仕事始めは、田耕し作業でした。

寒に入り、土が凍結しないうちに

耕しておきます。

ラクターで一日がかり、

寒風で芯から冷え切りました。

 

ラクターを購入する以前は

手押しの耕運機、

それ以前、祖父母の代には

鍬やマンノウを使って

掘り返していたのですから

昔の農作業は、本当に辛かっただろうと

頭が下がります。

 

大地に足をつけて

作業することは、

人間らしさを保つ為にも

必要不可欠だと感じます。

大地から遠ざかって、

頭脳にエネルギーを集中してしまうと

精神の不調をきたします。

 

井上ひさしさんか、野坂昭如さんかが

言ってましたが、国民一人あたり

たった数坪の田を耕せば、

食べる米は十分賄えるし、

耕作放棄地もなくなるそうです。

 

人口増加による世界的な食糧危機が

予測される中、人類が滅びるのは

テロや核汚染もさることながら

命の根源である食料を作れなくなることが

大きな要因になるかもしれません。

 

たまに駅デパ地下の食料品売り場を

見ることがありますが、

極楽のような豊か過ぎる食材・オカズ類を見て

恐ろしい気分になることがあります。

何億という飢餓に苦しむ人々がいる一方で

飽食・美食に舌鼓を打つ日本人は

いつか罰が当たるのではないかと。

足るを知る精神が

広く必要かもしれません。

 

 

 

 

 

初お題目講

正月3日は
日本山亀有道場の初お題目講でした。

お断食修行を共に勤めさせて頂いた

牧野御上人様のお寺です。

今年は、日蓮宗の先輩お上人と一緒に

参詣させて頂きました。

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午前11時より、ご信者さんと共に

一時間、お太鼓を打ってお題目を

お唱えしました。

ご利益信仰ではなく、

ご供養信仰でもなく

純粋に、 一途に

お題目の信仰が保たれている道場です。

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お寺が立派とか

檀家が多いとか、人が大勢集るとか

それが本来の姿ではありません。

宗教は、神仏と自分が

真正面で向き合えるかどうか、に

かかってきます。

その一点があるかどうかで

信仰者の輝きが違ってくるのです。

 

僧侶・信者が

真面目に純粋に

信仰を求める気持ちが

集っているお寺は

宗派を問わず、とても清々しい

雰囲気が流れています。

そのようなお寺は、

とても気持ちが良いし
自然と皆さん笑顔になれます。

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 唱題修行の後は、
ご信者のまみさんが

一週間前から丹精込めて作って下さった
とっても美味しいおせち料理
新年会を行いました。

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本年も宗教の本質、

お題目信仰に向き合って

精進して参ります。合掌



初お題目講

正月3日は
日本山亀有道場の初お題目講でした。

お断食修行を共に勤めさせて頂いた

牧野御上人様のお寺です。

今年は、日蓮宗の先輩お上人と一緒に

参詣させて頂きました。

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午前11時より、ご信者さんと共に

一時間、お太鼓を打ってお題目を

お唱えしました。

ご利益信仰ではなく、

ご供養信仰でもなく

純粋に、 一途に

お題目の信仰が保たれている道場です。

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お寺が立派とか

檀家が多いとか、人が大勢集るとか

それが本来の姿ではありません。

宗教は、神仏と自分が

真正面で向き合えるかどうか、に

かかってきます。

その一点があるかどうかで

信仰者の輝きが違ってくるのです。

 

僧侶・信者が

真面目に純粋に

信仰を求める気持ちが

集っているお寺は

宗派を問わず、とても清々しい

雰囲気が流れています。

そのようなお寺は、

とても気持ちが良いし
自然と皆さん笑顔になれます。

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 唱題修行の後は、
ご信者のまみさんが

一週間前から丹精込めて作って下さった
とっても美味しいおせち料理
新年会を行いました。

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本年も宗教の本質、

お題目信仰に向き合って

精進して参ります。合掌



初お題目講

正月3日は
日本山亀有道場の初お題目講でした。

お断食修行を共に勤めさせて頂いた

牧野御上人様のお寺です。

今年は、日蓮宗の先輩お上人と一緒に

参詣させて頂きました。

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午前11時より、ご信者さんと共に

一時間、お太鼓を打ってお題目を

お唱えしました。

ご利益信仰ではなく、

ご供養信仰でもなく

純粋に、 一途に

お題目の信仰が保たれている道場です。

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お寺が立派とか

檀家が多いとか、人が大勢集るとか

それが本来の姿ではありません。

宗教は、神仏と自分が

真正面で向き合えるかどうか、に

かかってきます。

その一点があるかどうかで

信仰者の輝きが違ってくるのです。

 

僧侶・信者が

真面目に純粋に

信仰を求める気持ちが

集っているお寺は

宗派を問わず、とても清々しい

雰囲気が流れています。

そのようなお寺は、

とても気持ちが良いし
自然と皆さん笑顔になれます。

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 唱題修行の後は、
ご信者のまみさんが

一週間前から丹精込めて作って下さった
とっても美味しいおせち料理
新年会を行いました。

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本年も宗教の本質、

お題目信仰に向き合って

精進して参ります。合掌



令和2年庚子・新年が明けました!

謹賀新年、

皆様のご清福をご祈念申し上げます。

本年も当ブログを通じて

お付き合いいただければ幸いです。

 

ここ数年は身延山で年末年始を迎えております。

元日の午前零時には、

久遠道場にて太鼓をたたきお題目を唱えながら

越年を迎えます。

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元旦の早朝には、市川三郷町にある

お釈迦様のご遺骨を祀る

仏舎利塔へ参詣し、

正面に望む富士山から上る初日の出を拝みます。

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続いて、身延山の御廟所に移動し

日蓮聖人様へ新年のお題目唱和。

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道場に戻ってから

ご宝前にお雑煮を供えて

新年の読経を営みます。

元旦から分刻みで

移動と読経の連続です。

 

そして午後から

2千メートル近い霊山、

早川町の七面山に登ります。

法華経の守護神・末法の現代を救う龍神である

七面大明神様が鎮座する霊山です。


今年はアイスバーン状態で
一番キツイ登り道でした。

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3回ほど、すっ転びながら
3時間ほどかけて山頂のお寺に到着、

奥の院宿坊に到着後は
温かいお風呂とおせち精進料理に
心底癒されました。

苦労の末のお食事は格別のおいしさです!

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二日早朝は、ご住職である

別当御上人様が
御来光に向かって
雨ニモ負ケズ』を朗読、
法華経の行者・宮沢賢治と共に
素晴しいご来光を拝みました。

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毎年、元旦に登られる方々がおり

昨年もご一緒した方々とお会いできました。

静岡や福井からお越しになっておられます。

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庚子の年は、
思いきって更新してゆく年だそうです

己の本分を継続しながらも

殻を破ってアップデートしていくことが

開運の秘訣のようですね

皆様は、どのような更新をしてゆく

一年になりますでしょうか?

 

お題目を受けたもち、

なんどきも南無妙法蓮華経と唱えて

お題目の光明に照らされ

魂が燃えるような一年にして

参りましょう!合掌

映画『パッション』

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敬虔なクリスチャンである
メル・ギブソン監督作品『パッション』
クリスマスには必ず観ます。
エスがこれほど苛酷に表現された
映画はないけれど、...
監督自身言っているように
聖霊に導かれて作られた映画」だと
思います。
パッション(受難)から
目を背けずに
観て欲しい名作です。