山梨と茨城を拠点に活動していますが
山梨での滞在も6年目を迎えます。
山梨に来て初めて知ったのが
小正月の「おやなぎ飾り」
辻の道祖神の前に
柳の枝のように垂れた
竹を吊るし、五色の幣束を
飾ります。「おやなぎさん」とも呼ばれます。
みられる風物詩です。
地域の方々が伝統を絶やさずに
行事を続ける姿勢に
心がほっこりします。
ちなみに道祖神信仰が篤いのは
山梨・長野・群馬だとか。
また、家庭では柳の枝に
色餅をつけた繭玉を飾りますが、
一緒に縁起物でこのようなモノを
吊るします。
身延町のスーパーで
150円で売ってました。
県内では、どんと焼き用の紅白餅も売ってます。
伝統を絶やすのは簡単です。
一度、絶やしたら復活は
相当のエネルギーが必要です。
多少の面倒があっても
このような伝統行事を継続している地域は
災害からも守られるような気がいたします。
各地に伝わる伝統行事には、
必ず神仏に関わっているので
大切に継承していきたいものです。