神奈川県逗子市にある
日本ヴェーダンタ協会。
インドからいらしたお坊様が
住職をされており、あらゆる宗教を尊び
普遍の真理を学んでおられるお寺です。
インドでは、慈善活動も含め
広く尊敬と支持を集めている団体です。
100年ほど前に
実在されたインドの聖女・ホーリーマザー、サーラダデヴィ。
世界的な聖者・ラーマクリシュナの奥様としても
有名ですが、世俗的な夫婦関係はなく、
霊性の伴侶として、生とし生けるあらゆるものの
「母」として、慎ましく生涯を送られた女性です。
協会から出版されている名著、
『ホーリーマザーの生涯』は、
宗教的に生きるとは、どういうことか?
マザーが体現されている本なので
一読をお勧めします。
午前中は法要、午後からは
マハラジ(住職)のご講話。
「マザーが身につけていた
アクセサリーは
金銀装飾品ではなく、
謙虚・上品・質素という
霊性でした」
と語るマハラジのお言葉が
印象に残りました。
インドのご信者さんが
法要のたびに作ってくださる
お昼ご飯が優しいお味で
とても美味しいのです。
お参りする楽しみの一つです!
マハラジの元で
あらゆる下働きのご奉仕をされている
ご信者のシャンティさん。
初めて協会に伺った10年以上前から
事あるごとに、お世話になっていますが
身を粉にして働き、神様に身を捧げている
その姿には、いつも頭が下がります。
宗教宗派は違えども、
純粋に真理の道を求める人々と
つながりが持てるのは、本当に尊いことであり、
人生の最大の喜びといっても過言ではありません。
今回も、そのような人々と共に
手を合わせ、祈った一日でした。