甲府お仏舎利塔５０周年法要

甲府市・愛宕山の山上に

日本山妙法寺によって建立された

お仏舎利塔があります。

お釈迦様のお舎利(ご遺骨)を納めた仏塔です。

ちなみに山梨県にはお仏舎利塔が

三か所あります。

甲府市・市川三郷町・小菅村です。

お釈迦様に見守られる聖地が

３つもあるなんて、幸せな地域です。

甲府のお仏舎利塔は護持する

お坊様が高齢で下山されてから

長らく無住で荒れておりました。

写真は７年前、ご奉仕で境内の草刈りを

お手伝いした時のものです。

お坊様は昨年逝去され、

お仏舎利塔の復興もままならない状態でしたが

三年前から有志のご信者様やお坊様が

復興に尽力され、この度美しく蘇りました。

今年は建立５０年記念の年にも当たり、

山梨県内のご信者様方が諸準備下さり

法要が行われました。

お仏舎利塔蘇生を喜ぶ

皆様の真心が溢れた

素晴らしい法要でした。

御導師は、逝去されたお坊様と

生前ドイツでご修行を共にされた牧野ご上人様。

お題目を受持する

私たち一人ひとりが、お仏舎利塔そのものであり

この苦しみ争いに満ちた世界、

たとえ肉体が崩れ死しても、

この世はそのまま浄土なのだと

有難いご法話を拝聴しました。

法要後は青空の境内にて

ご信者様手作りのお昼ご飯。

皆さん、話が弾んでおりました。

信仰の喜び、感動が

ここにありました。

復興工事にご尽力された

ご信者の皆様、

お導き頂いたお坊様方、

本当に有難うございました。