ウエサーク・釈尊降誕会

本日(5月１６日)は満月、

そして全世界でお釈迦様をお祝いする

ウエサークの聖日です。

ウエサークとは、

お釈迦様の降誕(誕生)・成道(悟り)・涅槃(逝去)を

記念することです。

日本では別の日に定められていますが

タイやスリランカなど上座部仏教の伝承では

すべて５月の満月とされています。

仏教が国教のタイでは4日間休日になるとか。

国連でも人類の偉大な聖者と認定して

ウエサークを全世界の事務所で

お祝いすると定められているそうです。

上座部仏教の団体、

日本テーラワーダ仏教協会では

毎年、祝賀行事を開催しております。

スマナサーラ長老のご法話や

瞑想など、仏教のエッセンスを

体験して参りました。

会の運営は全てご信者さんのご奉仕です。

上記のお弁当もご信者さんのお布施です、

何百人分もの大量のお弁当を浄財にて

お布施して下さいます。

今年も有り難く美味しく頂戴しました。

妙法庵でもウエサーク法要を開催、

皆さんに甘茶をかけてお参りして

頂きました。

お釈迦様の教え、

慈悲の瞑想を皆さんと行いました。

外国では戦争で命を奪われる人々、

日本では自ら命を絶っていく人々、

生きる事は良くも悪くも刺激を求め続けること、

その刺激によって欲望が際限なく増大し、

悩み苦しみ続けていく。

その刺激を少なくし、苦しみのループから

脱する法を説かれたお釈迦様。

法華経に説かれる通り、

「火宅で戯れる」現代人こそ、

お釈迦様の教えに触れる

必要があるのではないでしょうか？