この春から稲作を始めています。
兼業農家なので子供の頃から
手伝ってはいたのですが、
あまり積極的に関わってこなかったので
(子供の頃は、農作業が嫌いでした。
同じ気持ちの農家の子供は割と多いかも?)
手順が分かりません。
なので、父親に請いながらの素人稲作です。
トラクターで田耕し後、肥料を振りスタートです。
ずっと稲作に専念できないので、
苗は購入、田植えやクロはり、稲刈り作業は
農業法人に依頼しての機械作業です。
今年は赤字覚悟の稲作となります。
一本の苗が幾倍もの稲穂に分けつします。
籾2粒が、大盛りご飯1杯分ほどの
米粒を実らせるそうです!
田植え直後の風景。
この数年、減反で近隣の田んぼは
休耕し、飼料用大豆を作っていました。
今年から農業法人が借り受けて
全部の田んぼを作付けするので、
数年ぶりに水田風景が甦りました。
水田は、広大な保水能力を持ちますので
自然環境にも良い影響を与えることでしょう。
田んぼの神様に敬意をこめて、
幣束を立てました。
苗を神棚にも供え、感謝と豊作を祈ります。
6月20日現在、順調に育っています。
太陽の光を浴びて成長する苗は、
我が子のように頼もしく感じます。
水田は美しい、日本人の原風景ですね。
半農半僧のような生活ですが、
楽しみながら農作業に取り組んで参ります。
コロナ自粛期間に、都心部でも
家庭菜園を楽しむ人々が増えたそうですね。
大地に足をつけて、食料自給する傾向が
一層すすむことを願っています。