令和元年2日目、
ご縁のあるお寺にお参りしました。
日本山妙法寺・亀有道場、
毎年お断食修行を一緒に勤めて下さる
御坊様が居られるお寺です。
事故で片足を失われても
怠ることなく、ご修行に励まれる御坊様です。
こちらのお寺に、南インドから一時帰国された
御坊様が参拝に来られるとの事で
私も上京しました。
数年前、南インドへ旅をした時、
お寺に泊めて下さり、大変お世話になった
御坊様方です。
その際、お断食修行や、
お仏舎利塔建立工事の
お手伝いをさせて頂いたのですが
途中で激しい下痢と発熱で
寝込み、地元のドクターに
往診して頂いたことがありました。
異国で体調を崩すのは、
精神的にもかなり
ダメージを受けるものです。
点滴を受けて回復した後、
工事のお手伝いに復帰したのですが
再び激しい下痢を発症し
ご住職の運転で隣町の病院まで
連れて行って頂きました。
幸い、感染症の問題もなく
ご住職とお弟子の尼僧さん、
旅の同行者が献身的に
看病して下さったお陰で
なんとか回復、大変ご迷惑をおかけした
インド道中でした。
数年ぶりの再会、
同行されたインド人の尼僧さんと
ご信者さんらと共に
太鼓を打ちながら唱える
お題目にも力が入りました。
唱題行の後は、昼食とお茶会。
北海道出身の御坊様と尼僧様ですが
インドに渡られて数十年、
出家本来の姿でご修行を続ける
御姿に、心から頭が下がります。
背中で教えと説くといいますが、
御姿が尊い御坊様は、滅多におられません。
尊い佳き御出会いでした。