3月11日、
東日本大震災から8年を迎えます。
私は毎年この忌日に
茨城県から福島県まで
祈りの行脚を行っています。
慰霊と土地鎮めの行脚です。
高萩市にある
日弁上人のお墓から歩き始め、
国道6号沿いを海岸沿いに
北上していきます。
途中、津波の犠牲者が出た
北茨城の海岸で供養を行います。
その他にも、その土地を守る
神社や辻の祠にて詣で
お題目を唱えて、ご守護を祈念します。
大津港駅辺りで
電車に乗り換え、
四ツ倉駅で降りて
波立海岸へ向かい
最後のご供養を行います。
道中は太鼓を叩きながら
お題目をひたすら唱えて歩きます。
毎年、同じコースを歩いていますが
歩いてみなければ分からない
風景があります。
日常に戻ったように見えますが
そこに足を運ばねば見えない現実、
メディアでは伝えられない
現地の声もタクシーの運転手さん等から
聞くこともあります。
震災そして原発事故、
誰彼が悪い!と責める前に、
これらは全て私たちにも
責任の一端がある、と受け止めることが
大事だと思うのです。
私が毎年歩くのも
せめて地元だけは
自分の責任として
感じているからです。
当日、一緒に歩いてみたい方は
事前にご一報ください。