今年最後の信行会、
日蓮聖人のご命日法要・お会式を営みました。
今回は初参加の方や、生後2ヶ月の赤ちゃんも
参列して穏やかな法要となりました。
日蓮聖人のご生涯を貫いた
「立正安国論」の精神を
宮沢賢治さんは
「世界が全体幸福にならない限り、
個人の幸福はあり得ない」と
表現しました。
その精神を体現されている
国境なき医師団の看護師、
白川優子さん。
著書の『紛争地の看護師』を
参詣の皆さんにご紹介しました。
8年間で17回派遣され
生と死の極限を綴った著書です。
まえがきにある言葉です。
「医療に国境はない。
私は本当にそう思っている。
国、国籍、人種を超えた、
同じ人間としての思い。
報道にもならない場所で
医療を求めて泣いている人々の
痛みや苦しみを見過ごすことは
やはり私にはできない。」
是非、多くの方々に
読んでいただきたい
世界の真実です。