「日本に存在する野草・ハーブの活用術と
座学の初級を終えて、中級は実践編です。
鶴岡さんが開墾した耕作放棄地にて
春の野草レクチャーと摘み草実践です。
目にはしてるけど、名前や生態、
食べ方まで知らない野草のことを
丁寧に教えてくださり、目から鱗の連続です!
野草には毒草も混在してるので、
素人判断で食するのは
くれぐれもご注意ください。
ギシギシの葉。
つぼみのような状態を摘むと
ゼリー状のぬめりが出ます。
天ぷらでいただきます。
甘い香りの藤の花、
天ぷらにすると、
食べ応えがあって
とても美味しいんです!
ちらしご飯に和えて
いろどりも鮮やか!
ギシギシ、藤、イタドリ、カキドオシ、スギナ、ハルジオン、セリ、ヨモギ等
たくさん採取しました。
採取後は、みんなで調理。
春の御馳走が
手早く出来上がりました。
食後は、採取した野草の標本作成と復習です。
鶴岡さんいわく、
今年は梅が豊作だそうです。
ということは、梅をたくさん食べなさい、
という自然からのメッセージでは?
今春、夏日を記録更新したことなど
自然環境が激変している中で
その意味するところを
とらえることができるかどうか。
日々、自然の声と向き合う
鶴岡さんは皮膚感覚で
多くのことを学んでおられます。
実践されている方の言葉は
納得の連続です。
思えば、宗教者も本来は
そうだったはず。
天地自然の声を五感に受け、
神仏と感応して道を進んでいった。
自然から離れ、冷暖房の中で
教義教学をこね回して
机上の論議に時間を費やして以来、
退化していった・・・。
講座開始前の曇天が
嘘のように晴れ上がり、
会場前の畑には新緑が広がっていました。
次回は夏の野草実践編。
大自然は偉大な先生です。