私が心より尊敬し、
僧侶の鑑と仰いでいる
日本山のM上人様。
ご信者さんと一緒に
身延参りに来られました。
M上人様とは
15年ほどのお付き合いで
親子ほどの年齢差がありますが
信頼をもって何でも話せる間柄です。
お断食行や海外行脚にも
幾度かご一緒させて頂きました。
数年前、事故で
片足を失っておられますが
義足を付けてご修行に
励んでおられます。
そのお姿に教えられることが
多々あります。
身延に来ると毎回、
ご廟所前庭にて
一時間の唱題行を行います。
「お題目は唱える、というより
叫びだ!
醜い己の魂を救ってくれ!
と魂が叫ぶ声だ!」
きれいごとではない
人生の諸問題に
直球でぶつかってきた
M上人様のお題目は絶叫します。
仏法に依って
人に依らざれ。
されど、
仏法は人によって尊し。
良き師に出逢うことは
何よりも尊いことだと
つくづく感じます。