真摯なお手紙を頂戴しました。
この奥様は、理想を語らず
常に実践しておられます。
一部をご紹介させて頂きます。
「寺は個人の家ではありません。
たまたま今、私共が住まわせて頂いて
お給仕しているに過ぎない訳です。
願うところは、やはり常に人が集い
交わるところであります。
そういう中で互いの言葉で意見を交わし、
大いに議論し、食を共にすることです。
僧俗共々、老若男女、
常に動き交流する寺であってくれたらいいなあ、
と思っています。
そのためには、皆様のこころを
頂かなければなりませんから、
どうかこれからもこの寺を通して
心安く御縁頂けますよう
お願い申し上げます。」