お彼岸明けの日、
県内の中学生と一日修行に
励みました。
2年前にも同じバレー部で
一日修行会を開催したところ
卒業する部員たちにとって
思い出に残る出来事だったらしく
今回、新メンバーで開催要望を
顧問の先生から頂いた次第です。
部員8名、顧問の先生2名、
父兄2名、計12名での修行会です。
前回同様、ご廟所参拝の後、
お題目を唱えながら登山しました。
はじめて唱えるお題目に
何の抵抗もなく、大きな声で
元気よく唱和していました。
途中の坊では
休憩をしながら
折々にお話をしました。
登山中の苦しさは
肉体が辛いのか、
心が辛いのか、内観してみること
杉木立を見ながら
大自然の偉大さについて、
声を出しながら登ると
肺活量も鍛えられること、
みんなが唱えるお題目を
山の諸霊が喜んでいること・・・
部員の生徒達は目的意識をもって
修行会に来ているので、
みんな聞く耳も真剣です。
私も共に汗をかきながら
水が染み入るような純粋さをもった
生徒たちに語りかけました。
山道の途中からは
かなりの残雪。
雪に足をとられながら
懸命に歩きます。
標高千メートルを超えるので
汗をかきつつも
冷気が身にしみてきました。
遅れがちな部員には
他の部員が背中を押してあげたり、
声をかけ合いながら
助け合って歩を進め、
みんな実に頑張りました。
ラストの数百メートルでは
更に気合をいれ、お題目を
叫びながら無事到着!。
生徒も先生も父兄の方も
登りきった達成感で
顔が輝いていました。
その姿に私も感動です。
奥の院参拝後は
客殿をお借りして瞑想体験。
初めての瞑想でしたが、
彼女達なりの体験を味わったようです。
最後に感想を一人ずつ発表。
修行会の参加費は必要経費を除いて
全額、震災孤児の方たちへ寄付することを
伝えました。
お彼岸の時期に仏道修行をして
陰徳を積んだ貴重な体験は
必ず君達の幸せに繋がる、と話しました。
今回も彼女達のパワーと
ひたむきに努力する姿に
私自身、新鮮な感動を頂戴しました。
明日は早速、練習試合だそうです。
彼女たちの輝く未来を祈るばかりです!